いよいよ新年度が始まりました。保護者としては、進級した子どもたちが社会でうまくやっていけるか、学業に支障をきたさないか、心配になります。新しい出会いを手助けすることはできないので、ついつい勉強に集中しがちです。いつも本に埋もれているわけではありませんが、勉強についていけるだけの知力は持っていてほしいものです。そんな新入学・新学期のシーズンにおける親のお気持ちはとっても理解できます。
子どもの学力について心配するのは自然なことですが、友達を作ることもまた、子どもの成長にとって重要な要素の1つです。友達を作ることは、社交性やコミュニケーション能力を養う上で非常に役立ちます。子どもたちは学校で出会った仲間と共に過ごす時間が長いため、学校で友達を作ることが大切です。友達を作るためには、自分から積極的に話しかける、興味を持つことを話題にしてみる、共通の趣味を見つけるなどのアプローチがあります。親が子どもに対して友達づくりのヒントを与えることもできますが、最終的には子どもたち自身が取り組む必要があります。
勉強についても同様に、親が子どもを支援することは重要ですが、子どもたちは自分自身で学ぶことが必要です。親は子どもたちが勉強に集中できるように、勉強スペースを整えたり、勉強時間を確保するように支援することができます。また子どもたちが学校の課題について理解できるように、質問に答えたり、解決策を見つけるためのヒントを与えることもできます。
親として子どもたちが友達を作ることと勉強に取り組むことの両方に、バランス良くサポートすることが大切です。子どもたちは自分自身で成長し学ぶことが必要ですが、親が子どもたちを支援し、励ますことは成長する上で大きな役割を果たします。小学校の入学説明会で聞いたところによると、学年×10分が目安となる家庭での勉強時間。
学年×10分が目安とされているように、定期的な勉強習慣は大切です。ただし、勉強時間に固執しすぎると子どもたちの成長や学習にマイナスの影響を与える可能性もあります。親が子どもたちの勉強をサポートすることは大切ですが、バランスの良いアプローチが必要です。
担任の先生によって宿題の量や勉強時間の指導が異なることはあるかもしれませんが、子どもたちが自分で学び、自分で問題を解決する能力を身につけることが重要です。通信教育や塾を活用することは、勉強に対する興味ややる気を刺激するために役立つことがありますが、それらは補助的な役割にとどめ、子どもたちが自ら学ぶ姿勢を大切にすることが望ましいでしょう。
市販の教材を使用する場合には、学校の教科書に準拠したものを選ぶことが望ましいです。難易度が高すぎる教材は子どもたちにとって負担になる可能性があるため、自分の子どもの能力や興味に合った教材を選ぶことが大切です。親が子どもたちに教える際に戸惑うことがあれば、教材の解説書やインターネットを活用して、自分自身で学びながら子どもたちに教えることもできます。
最終的に勉強時間や教材の選択にこだわりすぎることはせず、子どもたちの個性や興味に合わせたバランスの良いアプローチを取ることが重要です。小学生の通信教育は専用のタブレットを使った教材が多いですが、続くかどうかわからないのにコストがかかるのが不満ですよね。ただ小学生の通信教育は安い料金でできる教材もあるので、試すならコストのかからないところからはじめてみるといいと思います。