元人事が語る面接後のお礼メールは送るべきか否か

面接編

いきなり本題ですが、面接後のお礼メールは送るべきです。

送らなくても良いのですが、お礼メールがあるとないとでは合否が変わってくるといっても過言ではありません。

では、どうして面接後のお礼メールをするべきなのか説明していきます。

面接とはお見合い(合コン)

面接とは企業と個人のお見合いの場です、お見合いという言葉でパッとしない場合は合コンと捉えてもらえれば大丈夫です。

当たり前の事ですが、企業側からすると会社に合った良い人材を採りたいのです。そして競合他社に行ってほしくないのです。

そのため、面接の場=会社のPRの場でもあります。

自社に入社して欲しい、と思った応募者に対してより良く思われたいですし、お礼メールを頂く事により、両想いだと確認することができるのです。

お見合い後、合コン後に気になる相手から先に連絡があると嬉しいですよね?

それと同じでお礼メールとは「貴方の面接良かったですよ!是非、貴方と一緒に仕事がしたいです!」と言って貰えたようなものなのです。

これを言って貰えて嬉しくない面接官はいないはずです。

ですので、建前でも構いませんので送らないより送った方が印象ははるかに良くなります。

実際にお礼メールを送る方は1,2割の方しかいないため、他の応募者と差別化が図れるため合否の判断材料になる事もあります。

お礼メールは礼儀の一つ

ここではお見合いとは見方を変えてみましょう。

例えば会社の先輩にご飯を奢ってもらった際にお礼メール(LINE)をしますよね?

他社とやり取りを行った際に、最後はお礼を伝えますよね?

それと同様だと考えれば、面接に対しても「お礼メールがないのは失礼にあたる」という事がわかるのではないでしょうか。

通例としてはお礼メールは無くてもいいとなっているため、送らなくても内定は貰えるでしょうが、送った方が間違いなく良いというのがわかると思います。

お礼メールの内容は簡潔に

お礼メールを頂くのは有難いのですが、長文で送られてくると返答が面倒です。

面接担当といっても業務は面接だけではありませんし、かなり忙しくしていることでしょう。

そのため個別の返答が必要になるような文章はなるべく避けるようにしましょう。

内容は簡潔に「今日はお時間を頂戴しありがとうございました。具体的に会社の事を知ることができ、入社後のビジョンが見えてきました。」位で大丈夫です。

どうしても聞きたい事などがあった場合は、「お忙しいところ大変恐縮ですが」と断りを入れて書くようにしましょう。

お礼メールは当日もしくは翌日までに

会社へ入社したいという事を第一に考えていると伝わりますのでなるべく早くがベストです。最低、翌日午前中までには送るようにしましょう。

それ以降になると逆に印象が悪くなるかもしれません。そのため遅くなってしまった場合はむしろ送らない事をお勧めしておきます。

以上、面接後のお礼メールは送った方がいいという理由でした。必ず入社したい!と感じた面接後はお礼メールを出してみてはいかがでしょうか。

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