【事実】「人事にSNSは見られている」現実同様のマナーで対処を

面接編

今や誰もが使用していると言っても過言ではないSNSですが、これらに書き込まれたものはネット上で全世界に共有されているという事を忘れてはいけません。

SNSは簡単に他人から見られるのです。それは面接担当、人事にも同様です。

そして断言しますが面接担当、人事は応募者のSNSを見ます。

貴方は面接担当、人事に見られても問題のない投稿をしていますか?

ここでは、その対処方法として転職時に気を付けるべきSNSの使用方法を中心に、なぜ人事がチェックするのかをご紹介いたします。

SNSは採用に影響を与える

まず初めにお伝えしたいのが、人事はSNSをチェックしますし、採用の合否に影響を与えるという事です。

実際に私が担当した応募者の方で、SNSチェックに引っかかり不合格になった方も複数人存在しました。

どういった内容だったかというと抽象的になりますが、世の中を馬鹿にしたり、見下したりしたような内容だったり、物事を断定的にばかり発言している内容が目立つものでした。

人事が確認するSNSとは

基本的にはTwitter、Facebook、そしてGoogle検索です。大手などではわかりませんが、余程の事がない限り、裏垢特定サービスなどは使用しないと思いますので、その事については省かせていただきます。

Twitter
匿名性はあるものの本名で登録している人もいます。またニックネームを使用している場合でも、ブログ等を使っている方などは自身のTwitterへリンクをしている場合はニックネームを使用していたとしてもバレてしまいます。
Facebook
基本的に本名でしか登録できないため、真っ先に確認されるSNSです。
Google検索
SNSとは異なりますが、本名での検索は行われます。何かしらのネット記事が出たり、本人のブログやFacebookも引っかかりますのでチェックされる対象です。

もしかすると他のSNSまで細かくチェックしている企業もあるかもしれませんが、基本的に私はこの3つを検索するようにしていました。

SNS身バレの対処方法

まずは各ツールで自身のフルネールで検索してみましょう。アルファベットでの検索も必要です。

その結果何も困るものが出てこなければ問題ありません。しかし、もし出てきてしまった場合は以下の項目をチェックしてみましょう。

Twitter

twitterのロゴ

匿名性のため、ツイート時に内容、言葉を選ばない事が多いため見つかると一番困る事が多いSNSではないでしょうか。

もし自身の名前とつながっている場合、非公開設定(鍵垢)にする事も可能です。見られて困る内容だった場合はアカウントを削除または非公開設定を行いましょう。もしくは該当のツイートのみ削除するという対処もあります。

Facebook

Facebookのロゴ
本名での登録のため、あまり非常識な投稿は少ないと思いますが、見られたくない投稿がある場合はプライバシー設定より「私のFacebookコンテンツを見ることが出来る人」という項目を設定できます。全ユーザーが見れないような設定変更を行いましょう。

Google検索

Googleのロゴ
こちらが一番やっかいなものになります。

検索結果にFacebookなどと別にブログやネット記事などが引っかかる場合です。

見られても困らない内容であれば問題ありませんが、そうでなかった場合、ブログを消すというのは勿体ないですし、ネット記事などであれば、記事元に削除依頼を出さないいけません。

また、もし全て消したとしても、Google検索の結果から消えるまで時間が掛かってしまいます。

さらにブログや記事自体を消しても、そのURLさえわかれば、過去のキャッシュを辿って確認される事もあります。そうなった場合は人事から見つからない事を祈るほかないでしょう。

※URLの過去を遡って確認できるサイト「Wayback Machine

なぜ人事はSNSを確認するのか

簡単に言うと、問題を起こしそうな人なのか、変な人ではないかを知りたいという事です。

SNS炎上も含め、一般生活でも何かしらの問題を起こしそうだと感じさせる投稿があるとNGです。

そのため、SNSを確認して点数が下がる事があっても上がる事はほぼありません。

ネット上では3次元と異なり、リテラシーが低くなりがちなものです。

本人の本性が出やすいと言い換える事もできるかもしれません。

その本性がどういったものなのか雇う前に確認できるのであれば行いたいため人事はSNSを確認するのです。

問題を起こしそうな人とは

倫理観に偏りがある方

自身の価値観を押し付けているような方です。

これはこうあるべきだ、と一方的な言い分ばかり並べていると多様な価値観が必要な社会の場でも他人の意見を聞かず、自分勝手な行動を取りやすい人物に映ります。

ネットマナーがない方

上にも記載しましたが、3次元と異なり、リテラシーが低くなりやすく、マナーが悪くなってしまいがちです。

もしネットマナーが悪いと、3次元でも人が見ていないからポイ捨てするような人ではないかと想像させてしまいます。

簡単に2つほど挙げてみましたが、あくまでこのような投稿があると問題を起こすのではないかと想像させてしまうという事です。

具体的にSNSで注意すべきこと

投稿する写真は問題ないか

他人の顔が映りこんでいないかなど気を付けていますか?

無断で他者の写真をアップすることは絶対に行ってはいけない行為です。

他者のプライバシーを意識していることが分かるようにしておくことが大切です。

攻撃的な発言をしていないか

ネット炎上しているものに対して加勢したり、人の悪口、批判などです。

仕事における中で一番重要だとされている人間関係を上手く構築できない人だと感じさせます。

この手のものが数多く書き込まれていた場合即NGとなるでしょう。

面接・仕事などで知った情報を書き込まない

面接や仕事時に入手した情報は基本的に外部に漏らしてはいけません。機密情報と言って差し支えないものです。

それを簡単に誰もが見れるSNSに投稿するというのは入社後に同様の事を起こしてしまうと考えられます。

人事が聞きたくない本音をさらす方

例:
一刻も早く結婚したい
本命は〇〇会社だけど…など

早く結婚したいは良い人見つかればすぐに主婦になりたいに映ります。

面接時にそういった質問をする事はNGだと思いますが、そのような言葉が見つかれば受かりづらくなるでしょう。

会社としてはできるだけ長く働いてほしいという希望があります。すぐ辞める可能性がある方を積極的に取る企業は少ないはずです、。

本命は〇〇会社だけど…本命企業が別にあっても良いのですが、堂々と書かれているとマイナスにしかなりません。

例えば、面接時に本命企業は他社の〇〇会社です。と伝える事ができますか?できませんよね。

SNSでも現実同様のマナーで

SNS自体は悪いものではありません。また仕事でも情報発信や広告掲載などの活用機会は増える一方のためむしろ積極的に使用していた方がいいものになります。

ですが、扱い方を間違えると面接時のマイナス点を通り越して、即不合格になりえます。

プライベートなツールではありますが、3次元の行動(交通マナーなど)と同じようにネットマナーを守って使用するようにしましょう。

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