いきなりですが、一般的な転職理由ベスト5のご紹介です。
- 報酬を上げたい
- 職場の人間関係が合わない
- 自己評価より会社の評価が低い
- 上司と合わない
- 会社の将来に不安を感じる
こちらは某求職系サイト全般に記載されていたものになりますが、今転職を希望している方も、そうでない方であっても誰しもが一度は感じた事がある内容ではないでしょうか。
個人的に前職を辞めた理由として全て当てはまります笑
ではこのまま面接時に素直に言っていいものでしょうか。答えはNOですよね。社会人であれば即NGだとわかりますよね。
ではどうするべきか。そうです、言い方、伝え方を変えないといけません。場合によっては素直に言わずに別の理由を伝えた方が良い場合もあります。
そこで今回は「面接時に転職理由として言ってはいけない事」をまとめてみましたので参考にしてみてください。
転職理由で特に言ってはいけない事
上記に並べた言葉もそうですが、言い換えるにしても特に言ってはいけない転職理由が以下になります。
勉強したいから
「勉強になるから」「スキルアップになるから」「経験になるから」と言っていないでしょうか。
貴方からしたら前向きな言葉になるかもしれませんが、企業側からすると働く上で「当たり前」の事です。
同業種同職種であったとしても、今までの経験のみで業務を行ってもらうのは困ります。
特に今はIT化の影響で凄まじい速さで業務内容がAI化され変わってきています。これら時代の流れに遅れることなく「勉強」「スキルアップ」して働いていくのは当たり前の事です。
覚えた文章を相手の目も見らず喋る
新卒対象の面接などで特にみられますが、「就活本」の内容を取って付けて置き換えたような言葉を並べてませんか??
そういった方は面接官の目を見れず、自分の言いたい事だけを言いがちです。一生懸命なのは伝わるのですが、それは新卒しか許されないですよ。
面接官は貴方たちのような応募者を日々見ているわけです。
「自身の言葉ではないな、多分就活本に書いてあるんだろうな」とすぐにバレてしまいます。結果的に面接時間が短かったりしませんか?
「自分の言葉で話せない人は入社しても自分の言葉を持ちません。そういった方を企業は求めていません。
待遇面を真っ先に聞く
福利厚生や、給料、休日などの待遇面だけを転職理由にしていては、面接する方からすると仕事に対して真摯に向き合っていない事が透けて見えます。
待遇面を気にするのであれば大手企業に就職、転職しましょう!!できないからその企業の面接に来ていると早く自覚してください。
別にブラック企業に入れというわけではありません。
仕事は真面目に前向きにやりますという姿勢を見せて欲しいのです。
面接官も所詮雇われている立場です。自社の待遇が微妙なのはわかっていながら面接しているのです。
今の微妙な待遇を今後良い待遇に変えていくために、一緒に働けるメンバーを求めて求人を出している事を理解しましょう。
伝えるべき転職理由とは
では、好ましい転職理由としてはどのようなものがあるのでしょうか。
その会社で何がしたいのか話す
第一は前職を辞めてまで、その会社で何がしたいのかを話すべきです。
辞職理由と転職理由はイコールでなくともニアイコールなはずです。なぜ応募したのかを辞職理由とつなげて話せば、しっかりとした転職理由になります。
前社の嫌な所がないはずだと可能性を見つけて面接を受けてるはずですから。
聞きづらい事は面接官の意見を聞く
待遇面等になど聞きづらい事に関しては面接官の感想を聞いてみましょう。
「面接官さんは給与体系や進級度はどのように感じられてますか?」「今の仕事のやりがいはどのようところに感じていますか?」と。
会社対応募者ではなく、面接官対応募者で聞いてみるのです。
会社の待遇自体ではなく、待遇の感想を聞く事で率直な意見を聞けるはずです。
番外編:面接で上手くいく方法
面接官とは会話をする事
これは私が一番重要視していたことです。面接は一方的に質問攻めを受ける機会が多いと思いますが、私は敢えて会話をするようにしていました。
面接とは合否を決めるものではなく、あくまでもお互いのニーズがマッチするのかを確かめる場です。
入社前の時点では面接官は立場が上の人ではありません。お互いのニーズを擦り合わせて契約できるのか否かを確かめる場です。
そのためには相手の質問を一方的に受けるのではなく、貴方からも質問をして会話をしてください。むしろし過ぎるぐらいで構いません。それが入社意思と感じとられます。
入社後に齟齬が生じないようにその場でしか確かめられない事をがっつり質問しましょう。(※検索すればわかるような事は質問しないように。)
会話を拒むような面接官であれば、もうその会社とは縁を切っていいかもしれません。きっとブラック企業です。
どうしても入社したい場合は会社のニーズに合わせる
基本的に企業の求人というのは「求める人材」を募集しています。勿論、優秀な人がいいのですが、それはあくまでも求める人材に「当てはまる」優秀な人なのです。
営業が欲しい場合、美しい秘書は雇いません。
企業が求めている人材に「当てはまる」ようにふるまえばいいのです。なにも優秀を装う必要はありません。
できない事を偽るのは貴方にとっても良い事ではないですが、できる事であれば、合わせる事はできるのではないでしょうか。
しっかり求人要項を読み込み、どういった人材を欲しているのか確認して応募、面接にのぞんでみましょう。
例えば、企業側はリーダーが欲しいとします。貴方はリーダー経験1年のみです。
通常であれば企業側としたらたった1年かと判断します。ですが、たった1年だったとしてもめちゃくちゃ悩んで頑張った1年だったらどうでしょうか。
これだけ自分の言葉で伝えられれば、任せてみてもいいかなと企業側が考える事もあると思います。
まとめ
ここまで、面接時に転職理由として言ってはいけない事と対処法についてご紹介してきましたが、今回は全然書ききれてないものが多々ありますので、今後追記もしていきたいと考えています。
偶々見た方にとって、ちょっとでもピンっと来たものがあったら幸いです。
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