退職理由「通勤時間が長い」は言ってはいけない?

通勤時間の風景面接編

今回は退職理由シリーズ第1弾「通勤時間が長い」は言ってはいけない?です。

面接時に必ず聞かれる質問「前職の退職理由は何ですか?」ですが、何も1つだけというわけではありませんよね。理由の1つとして通勤時間というのが上がる事もあります。

初めにお伝えいたします。

「時間」とは唯一誰にとっても平等なもの、と云われたりしますが、それと同様誰にとっても、とても重要で大切なものです。

その事は誰でも共感できる事であると思いますが、いざ面接時にその事をそのまま伝えていいのか、通勤時間が長いから辞めました。と素直に言っていいのか悩ましいところ。

今回は、そのお悩みを解決いたします。

結論*時間短縮に対する価値観(メリット)を伝える

単純に「通勤時間が長かったためです」というマイナスな一言だけでは相手に何も伝わらない駄目な回答かもしれません。ですが、通勤時間が短くなる事のメリットを付け加える事で良い回答へと変える事ができます。

例えば、「通勤時間が短くなることにより、睡眠時間を確保することができ、それにより体調管理ができ、業務の集中力が増し、作業効率を高める事ができます。」、「子供の送り迎えが必要なため、通勤時間の短いという事が転職理由の一つになります。」などですとどうでしょうか。

どのような転職理由でもそうですが、なぜダメだったのかではなく、より良くしたいため「時間を短縮したい」という意見を伝えるようにしてみてください。

1時間短縮で1か月分の自由時間獲得

前職時の通勤が片道1時間要するとします。往復計2時間ですね。

この2時間を転職することにより半分にできれば、1日1時間自由に時間を使う事ができます。それを1年220日程度出勤するとして220時間です。

この220時間を就業時間8時間で割ると約28日分に相当します。すなわち約1か月分の自由時間を獲得する事ができるのです。

この時間を有意義に使いたいという事を貴方なりに説明してみてください。十分な転職理由として成り立つのではないでしょうか。

その上で、企業に沿った志望動機があれば何も問題ありません。建設的な思考の上で仕事を考える事ができるという事が証明できるはずです。

1時間短縮で1か月分の年収アップ

通勤時間を就業時間と捉える事もできますよね。という事は通勤時間は時給が発生しない就業時間です。

例えば、時給計算で2,000円の仕事をしているとしましょう。上で上げた計算で、1日1時間、1年220時間換算すると1年で440,000円分のサービス就業(無給就業)をしている事になります。

サービス就業分の時間を別の事に使えるという事は、時給2000円分の別行動ができるという計算です。という事は通勤時間を半分にするだけで年収が44万円、すなわち約1か月分の給与が上がる計算です。

44万円も給与が違うのであれば、転職理由として何も問題ない事がわかりますね。

後はこれを貴方の立場を考慮の上、簡潔に説明してもらえれば十分ではないでしょうか。

「通勤時間が長かったため」は十分過ぎる転職理由

具体的な回答例は自身で考えてもらいたいため、ここでは省かせていただきます。

ですが、今回の記事で貴方にとって通勤時間の短縮で何が変わるのかを簡潔に説明できれば、「通勤時間が長かったため」というマイナスのイメージを抱かせる言葉をプラスに変えることができる。とわかったはずです。

繰り返しますが、「時間」とはとても重要で大切なものです。

是非、「通勤時間が長かったため」という退職理由を使ってみてください。

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