タイ・バンコクで就職したい、海外転職したい際にどのようなサイトを使用したらいいの?
今回は実際にタイの日系企業元人事が使用していたタイ・バンコクの求職者にとっての無料求人サイトのご紹介です。
各サイトそれぞれに特徴がありますが、自身が求めているものに合ったものだけでなく複数サイトを使用することをお勧めします。
掲示板系(応募者⇒企業)
個人経営や小規模事業所が中心に募集をかけているサイトになります。
掲示板関係は無料で募集が掛けれるものが多いためニッチな業種(美容師、幼稚園、寿司職人、和食調理師、コールセンター、鍼灸師、写真、映像編集、WEB制作、物販、旅行関係)などが数多く掲載されています。
そのため、転職エージェントなどでは取り扱っていない仕事が見つけるには打ってつけのサイトです。
バンコク掲示板

求人だけでなく、フリマや友達探し、シャアメイト探しなども行えるため、タイで生活を始めた後も活用できる優良無料サイトです。
閲覧者が多いのもあり、各企業もガンガン求人募集をかけています。
実際に応募自体も多種多様な業種があるため、タイで就職を目指している方は必ずチェックするべきサイトの一つでしょう。
WORLD POST
タイ・バンコクだけでなくアジアを中心とした無料の求人サイトです。
特徴的なのは、企業側にとっては無料で数部署の募集ができるため、ありがたいサイトになります。
採用担当向けに無料で求人掲載できる海外転職サイトWorld Postが偉い件という記事を書きましたので興味のある方は見てみてください。
ワイズデジタル

タイで一番有名なフリーペーパー(生活情報誌)のウェブ版になります。
求人募集の掲示板には文字数制限があるため、浅い内容しか記載ができない(されてない)のが難点です。
求人関係についてはあまりお勧めしませんが、他のタイ生活に必要な情報は満載のため載せました。
カモメアジア

求人サイトの中で会社情報が一番多く記載されているのがカモメアジアです。
リクルートに買収?された関係もあり、より信頼度は増しているかもしれません。
写真掲載もあるため会社の雰囲気なども少なからずわかると思います。他サイトで応募しても、こちらにも求人内容の記載がないか確認するといいと思います。
掲示板系求人のメリット、デメリット
上記4サイトについては、企業側が無料(一部有料)で掲載することができる求人サイトのため、求人に予算をかけれない個人経営や小規模事業所が数多く求人広告を出しています。
そのため転職エージェントサイトにはない飲食系やWEB系など求人があるのが特徴です。
また、企業と直接やり取りを行う形となりますので、応募時に企業の色が直接感じれるのは大きいポイントだと思います。例えばメールのレスポンスの早い遅い、メールの文体などで、どの程度の企業レベルなのかが伺いしれると思います。
ただし、注意したいのが「予算をかけれない≒ビザ・ワークパーミットの支給ができない」企業も少なからずあるということです。
ビザ・ワークパーミットはタイで働くためには必須のものであり、「取得できない=不法滞在」となります。
そのためビザ・ワークパーミットは取得可能なのか面接時ではなく、応募時に必ず質問した方がいいと思います。
できれば証拠として先方からの文章に残しておきたいのでメールで問い合わせることをお勧めします。もしビザ・ワークパーミットに対して返答がない場合は怪しんだ方がいいでしょう。
※「ビザ・ワークパーミットの支給がない企業だったため転職したい」という言葉は腐るほど聞きました。ある意味ではそれが当たり前な国でもあります。
転職エージェント系(応募者⇒紹介会社⇒企業)
大手企業の求人募集が中心の転職エージェントサイトです。下記4社については日本人担当がいるため英語やタイ語が喋れなくても問題なく利用できます。
※エージェントが優秀かどうかは人次第になるため複数の登録をおすすめしておきます。
※もちろん英語、タイ語が喋れないと選べる業種は少なくなります。
Adecco

RGF HR Agent
リクルートグループの海外転職エージェント会社です。
以前はタイ専用のような会社でしたが、今は東南アジアを中心にタイ、インド、インドネシア、ベトナム、中国、香港、シンガポール、マレーシアなどの国々を幅広く取り扱っているようです。そのためかサイトのURLが変更になっております。検索等で出てこない場合がありますのでご注意ください。
Asian Leaders Career
Reeracoen Recruitment

転職エージェント系求人のメリット、デメリット
これらは企業側からすると有料の人材紹介会社になります。そのため、ある程度余裕がある企業が中心になって求人の載せていることになります。
一般的に年収の2,30%が手数料に取られるため、1人あたり約60万~100万円程度かかる計算です。
その分、人材の質を求める事が多いので、英語もしくはタイ語が使用できるのが必須だったり、同業種での経歴も必要になる求人が多い傾向です。もちろん給与体系も高くなります。
応募者の方からすると、企業との間に仲介会社が入ってくれた方が安心できるかもしれません。対応してくれる方は同じ境遇の現地採用の方がほとんどのため、就職だけでなく生活面について心配な部分などもどんどん質問をしてみるのがお勧めです。
また、これらの紹介会社は企業と応募者が契約して初めて支払いが発生する歩合制になりますので、どこの企業も複数の人材紹介会社に募集を出しています。
そのため、どこに登録しても同じような会社を紹介してくるのでないでしょうか。
正直転職エージェントを利用する際は、どこの紹介会社を選ぶではなく、誰が担当してくれるかで変わってくると思います。詳しくは転職エージェントは「担当者」で選ぶべき理由を参考にしてみてください。
まとめ
今回は「タイで就職する際に使用するべき無料サイト8選」をご紹介しました。「個人経営や小規模事業所」を求める際は掲示板系のサイト全てと、紹介会社を1社。「大手企業」を求める際は紹介会社を全社に登録することをお勧めします。
今後は応募時(履歴書・職務経歴書)の注意点、面接時に聞かれることなどタイや海外で就職するために必要な事をお伝えできればと思います。
それでは今回は以上となります!
少しでもあなたのタイでの就活に役立ちましたら幸いです!
コメント